医療法人伯鳳会 東京曳舟病院

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平成29年6月24日 合同総合防災訓練を開催致しました

一般市民、若者等がターゲットとなる爆破テロが数多く報道されている昨今、東京オリンピック・パラリンピック開催まで3年となり、爆発災害対応の必要性・重要性が高まっています。平成29年6月24日伯鳳会グループ関連医療機関及び、各関係機関と合同総合防災訓練を行いましたので報告致します。

東京曳舟病院では、区内某所の観光施設で爆発が起こり、多数傷病者が発生したという想定で実施しました。病院前にトリアージポストを設置し、All hazard approachで初動対応(レベルC防護具を着用し、検知やトリアージ等)を行なっております。、次々と搬送されてくる傷病者の対応を行う中、全日本病院協会のAMAT隊による病院支援・病院救急車を用いた地域内外への転院搬送訓練も行われました。

移転後初となる訓練で、緊急医療救護所の立上げ訓練が墨田区役所、墨田医師会、薬剤師会、柔道整復師会と協働で行われました。全日本病院協会のAMAT隊との共同訓練も実施しており、病院救急車を用いて地域内外への転院搬送訓練も行いました。

白鬚橋病院では、2度目の爆発が起きた想定で訓練を行ない、爆発後、警視庁により規制線が引かれ、他爆破物の検索や検知が行われました。現場の安全確認が行われたのち、東京消防庁・東京DMAT隊も参入し現場での救助救出訓練が行われました。

閉じ込められた傷病者を救出するため、特殊救助隊により電動カッターで壁を切断した救助も行われました。

トリアージポストを設置し、救出された傷病者に対しトリアージを行ない、搬送の順位を決定しました。

 

 

この度の訓練を経験して、病院防災の困難さを痛感しました。

地震・水害などの自然災害への備えは最もですが、東京オリンピック・パラリンピックに向けて病院として備える必要があると感じました。

今後の病院防災のあり方について深く考えさせられる訓練でありました。

医療法人伯鳳会は、今後も訓練を通じて関係機関との連係を深め、病院防災、地域防災に望んでいく所存であります。

 

訓練にご参加・ご協力頂いた皆様に職員一同感謝致します。

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