医療法人伯鳳会 東京曳舟病院

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身体拘束最小化への当院の取り組み

身体拘束とはMedical Restraint(医療拘束)とも言われており、患者様自身への不利益になる自傷行為の防止や、医療関係者や他の患者様への他害を防ぐために行われる行動制限を指します。原則として、患者様への治療上の安全性を確保するために行う行為であるため「緊急やむを得ない場合」は否定されるべきものではありません。

しかし、不必要な身体拘束は身体機能の低下や圧迫部位の褥瘡(皮膚の血流が低下することで生じる皮膚病変)の発生を招き、食欲の低下、心肺機能や感染症への抵抗力の低下をもたらすとされております。

そこで当院では院長と看護部長の号令のもと、原則として身体抑制を行わない方針とし、身体拘束を最小化するためのチームを発足させました。

当院は年間約8500台の救急車の搬送先となる病院のため、多様性のある患者が多い現実があり、患者様の安全性を担保するためにやむを得ない状況は多々あるかと思いますが、少しでも患者様の有益となるよう「身体拘束ゼロ」を目指して職員一同邁進していきたいと思います。

東京曳舟病院 病院長 山本保博
文責   身体拘束最小化チーム

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