看護部理念
私達は、平等医療を基盤とし確かな技術と温かい心で信頼される看護サービスを提供します。
看護部基本方針
- 高度先進医療を担う病院として、安全で質の高い看護を提供する
- 患者一人ひとりの自律性を尊重し、満足できる看護を提供する
- 自立した看護職として他職種と協働し、効果的なチーム医療を推進する
- 地域との連携・交流を深め、継続した看護を提供する
- 看護職員のキャリア発達を支援し、働きがいのある職場風土を醸成する
- 看護職員の健康管理をする
- 施設内の事故防止に対しての配慮と対策及び、指導の徹底をする
- 病院の管理運営に関する会議の参画と看護関係会議の開催を実施する
看護部長より
私達看護部は、「平等医療を基盤とし、確かな技術と温かい心で信頼されるサービスを提供します」という理念のもと、救急・災害医療に特化した病院として、地域の方々から選ばれる病院を目指しています。看護職員は、「真心」と「情熱」「優しさと思いやり」を持ち、安全で質の高い看護の提供に努めています。患者さんとそのご家族が「この病院を選んで良かった」と思っていただくとともに、一人でも多くの患者さんを救うことができるよう高い実践能力を備えた看護職の育成をしていきます。また、ワークライフバランスのとれた働き続けられる職場環境を築いていきたいと考えています。
医療法人伯鳳東京曳舟病院看護部をどうぞよろしくお願い致します。
認定看護師・診療看護師
【感染管理認定看護師】
当院は、年間7000台から8000台の救急車を受け入れている救急病院です。その中で感染症発生時に速やかに対応ができるよう、医師・看護師・薬剤師・臨床検査技師からなるチームを中心に院内外の感染症発生状況の把握、職員や地域の方々に向けた感染予防教育、感染防止技術の指導、職員からの相談業務を行っています。
これからも病院を訪れるすべての方、全職員を感染症から守るための環境作りに努めていきたいと思っています。
【集中ケア認定看護師】
集中ケア認定看護師は、生命の危機状態や、急変・重症化リスクのある患者さんに対して、重篤化を回避し早期回復できるようスタッフとともに看護を行っています。また、強い不安や緊張感をいだく患者さんとその家族の心理的状況をアセスメントし、段階に応じた意思決定支援ができるよう介入しています。看護間だけでなく、医師やリハビリスタッフなど他の医療チームとも連携を行っています。主な活動は、ICUですが院内全体の看護の質が向上できるよう教育にも携わっています。
【救急看護認定看護師】
救急外来には様々な方が来院されます。救急看護認定看護師は、そのような方々の緊急度や重症度を判定し、他職種と連携を図り、患者さんやご家族に寄り添いながら、生命を守るための看護を実践しています。また、院内スタッフ向けの急変時対応研修の企画や運営を行い、病院全体の救急の質の向上を目指しています。その他にも、災害対応に携わったり、救急領域における相談に応じています。
看護の成果とは何かを日々考え、これからも活動して参ります。
【診療看護師】
診療看護師(ナース・プラクテショナー:Nurse Practitioner)は、医師の包括的指示のもと一定の診察・処方・医行為を行っています。超高齢化社会や医師不足の影響を懸念し、日本では平成20年から発足した新しい職種です。当院では3名の診療看護師が在籍しています。他職種との連携を強化し、スムーズでシームレスな医療を目指し従事しています。診療と看護の両側面から質の高い医療の提供が出来るよう心がけています。
看護部教育理念
専門職業人として自己研鑽に努め、社会のニーズに応えられる質の高い看護を提供できる看護職の育成をします
〔教育目的〕
・科学的根拠にもとづいた質の高い看護が提供できる看護師の育成を目指す
・看護倫理にもとづいて安全で信頼される質の高い看護職員の育成を目指す
・専門職として社会のニーズに応えられるよう主体的に自己研鑽ができる看護師の育成を目指す
〔教育目標〕
・科学的根拠にもとづく論理的な思考と確かな技術により、患者と家族のニーズに応じた実践能力を向上させる
・適切な看護サービスのために、チームと組織における役割を認識し、組織目標達成に貢献できる人材を育成する
・看護ケアの結果を検証し、実践の成果を示す看護研究の支援をする
キャリアラダーについて
東京曳舟病院看護部 キャリアラダーのコンセプト
人間の思考活動に関連する「知・情・意」を基盤に、専門職業人に求められる3つの能力
Ⅰ 概念化能力
実践での具体的経験から、意味を考え、問題の本質をとらえる能力
Ⅱ 対人関係能力
相手の気持ちを汲んで考え、関連部署の利害を理解し協力体制を築く能力
Ⅲ 専門的能力
日本看護協会版の看護師のクリニカルラダーにある看護実践能力を採用する
救急・災害医療に特化した急性期医療を担う看護師として
・患者と家族の問題に気づき
・必要な看護を判断
・提供すべき看護を選択し
・適切な対応
しなやかで卓越した実践能力がもとめられる
キャリアラダー別に年間を通じて教育プログラムが予定されています。
2023年度以降、順次プログラムを追加していきます。
・
・
教育研究支援室の活動
2021年9月、看護部に教育研究支援室が設置されました。
室長1名と室員3名で構成し、全員が高度な看護実践能力を有する看護師です。
看護部全体の教育活動が推進されるよう統括しています。