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防災遠足
2023/12/04（月）
2023年11月11日、芝浦工業大学の学生さんの企画で関東大震災から100年が経ち、我が街を知ろうという「すみだ巣づくりプロジェクト」の一環で、自分たちの住んでいる町を巡り、区内防災設備について知り、防災意識を高めようという企画に協力させて頂きました。
当院から災害用車両（DMAT車）や災害用テント、病院救急車の展示を行わせて頂き、地域の方々や小学生のお子様まで多くご来場を頂きました。
展示会場では、ご高齢の方や興味津々の小学生たちから様々な質問を頂きました。
DMAT車とは？
☆ 何の目的？ →災害現場に医療チームを派遣する車です
☆ 何人乗れるの？ →定員7人です
☆ 救急車との違いは？ →災害現場での活動を前提に衛星電話や簡易ベットなど、
現場で指揮活動を行うために、通信機器などが備わっています。
☆ 東京都に何台あるの？ →現在、東京都に26病院が東京DMATに指定されており、DMAT指定病院に車両配備が進められています。
災害時に多数来院される傷病者を収容するための災害用テントです
骨組みは空気を注入する事により拡張する仕組みとなっており、空気注入から４～5分で立ち上げることが出来ます。
講演会場では、石原哲名誉院長により、過去の被災地での活動や災害拠点病院の役割など沢山の写真と共に説明して頂きました。
小さな子供たちからの素朴で真っ直ぐな質問には解りやすく丁寧な言葉でご返答いただき、又、ご高齢な方に対しては近隣や地域が助け合い、自助、共助の概念で避難所までたどりつくお話もしてくれました。
今回、大変貴重な機会を提供頂きました芝浦工業大学の学生さんやご協力頂いた、むこうじま高齢者支援総合センター、関係機関の皆様に改めて感謝申し上げます。
今後も地域の皆様と連携を図り、防災対策に力を入れていきたいと思います。
